自動採点なら分業が可能

自動採点を使う時には答案をスキャナーなどで読み込んで電子化する必要があります。一度読み込んでしまえば、紙の答案は不要です。紛失しないようにしっかりと保管することができます。電子データは、複数の担当者によって共有することが可能なので、並列的に処理することが可能です。

つまり一次、二次のように連続した作業ではなく、同時に同じことができるようになります。例えば採点を複数の担当者で行う時に、前一人が終わるのを待って、次の人が行なっていると時間がかかってしまいます。紙の答案では受け渡しの時間も必要になるので、さらに時間がかかります。共有できれば同時に実施して、すぐに管理者が最終判断を行うことが可能です。

自動採点を使って分業できるようにななると、結果の共有も重要になります。例えば一次と二次の採点に違いがある場合、管理者が最終判断を行います。自動採点を使えば、そのように食い違いがある部分だけを抜き出して、確認することができるので、いちいち全ての答案を確認する必要がなくなります。同時作業で時間が半分になり、管理者の作業も必要な部分だけになれば、トータルの時間を半分以下まで下げることが可能です。

データは閲覧だけを可能として、個人情報を隠した状態でも扱えるので、郊外の業者に採点をお願いすることもできます。利害関係がなければそれだけ公平な採点も可能になります。このようにして、自動採点を使って時間の短縮が可能です。

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