デジタル採点ソフトには様々な種類があり、仕様がそれぞれ異なっていますので、導入前によく確認しておくことが大切です。まずチェックしておきたいポイントは、対応可能な答案用紙の種類が限定されているかどうか、という点です。指定の用紙にしか対応していない場合、既存の答案用紙は使用できない形となってしまいます。導入時にテストの仕様を変更する必要が生じるかもしれませんので、よく確認しておくことが大切です。

デジタル採点ソフトにはクラウドタイプとインストールタイプがあり、それぞれ利点が異なっていますので、その違いを抑えておく必要があります。クラウドタイプは複数の端末からアクセスすることが可能であり、作業を手分けして行いたい場合などに便利です。インストールタイプはパソコンごとにソフトをインストールし、使用する形となります。どちらを利用するかで、ランニングコストにも差が生じてきますので、費用面もよく確認しておくと安心です。

インストールタイプは買い切り型であることが多いため、初期費用だけ支払えばその後はコストがかかりません。サポートが充実しているかどうかも、デジタル採点ソフト選びの大切なポイントだといえます。クラウドタイプのデジタル採点ソフトを導入する場合、設定等に手間取ってしまうこともあるでしょう。サポートサービス付きのデジタル採点ソフトなら、導入から設定までサポートスタッフがきめ細やかに対応してくれます。